FXの知識 介護福祉士で1型糖尿病のレビューとつぶやき帳-テレビ番組-
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2013年07月25日(Thu)

フォーサイト家~愛とプライド 第ニ話:背徳

カテゴリー:海外TVドラマ記事編集


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1話目から間が空きましたが、2話目の紹介と感想文です。

もうね、ヒロインにへの同情ってものは1話目の時点でなかったのではありますが、なぜ彼女はヒロインなのだろうかという疑問符だらけになるのがこの2話目、なのではないかしら。

幕開けは、フォーサイト一族の一番の長老であったアンという大伯母様が亡くなるところから始まります。1話目でメイドに気を使わせてカツラをかぶっていた大伯母様です。
彼女の死をみんなが悼んでいるというよりは、カツラのくだりの女中さんが非常に心ある弔いをしてあげたのではないかしらといった具合。

このあたりでまず、確かにヒロインが旦那に心を開かない理由が、分からんでもない場面が出ては来るんです、一応。
自分のお姉さんの葬式なので、勿論当たり前のこととして葬儀へ出席した老ジョリオンに対して、葬儀へ参列する他人に対するような挨拶しかできないのですよ、ソームズは。型どおりでつまらない気の利かない男であることはまあ、分かるんです。

しかし。
ヒロインはね、ダメ人間にしか見えません。

気の利かないソームズなりに、アイリーニへ心を開いて貰いたいと田舎へ屋敷を作ることを決めて、しかもアイリーニの友人になってくれているジューンの結婚に少しでも役立つためにと、まだ海のものとも山のものともつかないボジニーを建築家として選ぶんです。

愛想もなけりゃたいして切れ者にも見えないただのボンボンではあるものの、そのあたりは健気に見えるのですよね、ヒロインを悪く見せたいのかな、というぐらいに、彼は嫁の歓心を得ようと頑張っている。
しかもね、ボジニーが美男であり、芸術家であり、きっとアイリーニも気に入るだろうとまで思ってたりするんです。

もしかするとこの辺がアイリーニ的には、とりあえず行動を起こしていても受動的愛情に感じられて、もっと能動的に愛されたいのだということかもしれないんだけれども、それにしたってさ、能動的になろうとしたって、どうも熱が足らなそうな人間だといううのは最初から分かっていて、どうしても好きになれそうもないのだというのならば、もう少し金はなくても、働きたくないヒロインを養ってくれる男をひっかけて結婚すりゃいいわけだし。
この世界における彼女のモテ方を見たら、そんなこといくらでも可能だっただろうと思えるのだけれども。

そんなこんなでね、アイリーニはどんどんとボジニーとの関係を近づけていきます。
ボジニーの方でも気がありはしたんですよ。
多分彼にとってはジューンは踏み台でしかなかったんでしょうねってな勢いで、アイリーニにのめり込んでいくんだけれども。

でもね、孤独だったアイリーニにとって話し相手はジューンしかいなくて、傍で見てる人は友達だと思っているわけですよ。
寝室の一件が一族にバレたのだって、ジューンのせいというだけではなく、年上のくせにジューンにそんな話を打ち明けたアイリーニにだって責任があるわけで、それを恨みに思っていたとしたら言語道断なわけで。

ヒロインがどんどん最低になっていきます。
いわゆるビッチにしか見えない体たらく。

しかし話の続きは気になるあたり、面白くはあるのですけれどもね。下世話だけどもさ。
マジで、この女に感情移入する人ってどんな層?
働きたくないといえば、働かなくても潤沢な資金があって、でも退屈で死にそうだわ、ってなこともほざけるような浮世離れした人以外に、彼女に同情できる人がいるように感じないのは、まだ2話目だからなのかしら??

さてアンの葬儀で息子のヤング・ジョリオンにはこのことを伝えたのかとソームズの父、つまり多分老ジョリオンの兄であろう人に言われて、老ジョリオンは再び息子家族と交流し始めます。
エレーヌは反発心しかいだきませんでしたが、実のところ今や絵描きとして食べていけるようになったヤング・ジョリオンの作品の殆どは、老ジョリオンが買っていたのでした。

というわけで、このところ冷たいボジニーに悩むジューンのことも、老ジョリオンはヤング・ジョリオンへ相談しますが、そりゃ、娘の家庭教師と駆け落ちした男なので、自分は口出しできないよと、結構ふつうのコトを言います、ヤング。
この辺で、なんだと、俺が捨てた娘が不幸になっているんだと、と自分を一切省みぬ勢いで割って入れるような父ちゃんだったほうが、ジューンは幸せだったかもしれない。

まあともかく、娘を捨てて女に走ったヤングへ相談を持ちかけてしまう老ジョリオンの無邪気さからして、この一族の持つ問題は結構根深いのかもしれません。

さてさてヒロインはといえば、またやらかします。
ソームズのお母さん、ヒロインの義母さんは優しそうな女性で、息子に悪いところがあったら直させるとヒロインと話し合いをするのですけれど、すべてが嫌なので全取っ替えでしょ的な具合。

しかも。
他人の婚約者を奪っておきながら、みんなは私を冷たいというけれど、これは本来の私ではないのだ、とかなんとか言って、ワーワー泣くわけです。
義母さんはそんな半ギレ女に怒るでもなく困り顔。

いや、金で買われるような結婚へ、仕事なんかできるかとキレて進んだのもあなただし、どうにか収まろうという努力の一環として子供を作るとかすりゃいいものを、避妊してたのもあなただし、取り繕う顔さえせずに若い友人の婚約者を奪ったのもあなただし、なに言っちゃってるんですかと、小一時間どころか、こいつは24時間問い詰めても、なにが悪いのさって顔してそうなヒロインですからね。

その後、老ジョリオンが気落ちするジューンを連れて行った舞踏会では、どうどうとボジニーと楽しそうな笑顔で踊っていて、本当に嫌な女。
その後帰宅時の馬車で、勿論当たり前のようにソームズが怒るのですけれど、最終的に打とうとした手も止めたし、馬車から飛び降りようとしたアイリーニを止めもしたんではあります。
帰宅後すぐに、自室へ鍵を掛けて閉じこもるアイリーニ。

もし3話目で折檻されてても、あたしゃこの人には同情できないなぁ、と。
ソームズはどこか、出会い系サイトあたりで美人な女にATMとして目をつけられた哀れな男のくせに、財力がものすごいものだからその女と無事に籍を入れてしまい、どんどん不幸になっていく男にしか見えないんだけれども。

にしても。
幼い日には父に捨てられ、その後、婚約者を友人だと表板女に取られて、ジューンってかわいそうだわ、という感じ。

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2013年07月13日(Sat)

フォーサイト家~愛とプライド 第一話:結婚

カテゴリー:海外TVドラマ記事編集


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ツタヤディスカスでレンタル。
例によってルパート・グレイブスが出ているので借りたものの、そもそもあまりメロドラマを見ないのでなかなか鑑賞せずにいたのでしたけれど、見始めたらこれが、悪趣味な話でありつつかなり興味深い。

フォーサイトという大金持ちの一族のお話。
原題はフォーサイト・サーガなのです。

まず冒頭。
フォーサイト家分家の主である老ジョリオンは、息子のヤング・ジョリオンとその妻、孫娘と使用人たちと暮らしているのですが、息子は娘の家庭教師エレーヌと、なんとなく良い雰囲気。
どういうものか、ただ思いを寄せ合っていただけであったのに、妻に疑われて家庭教師を解雇して欲しいと頼まれた途端に、関係を持ってしまいます。

なんかね、この話にはほぼバランスのとれた性格の人間がいなくて、社会性があると今度は、それ以外にはつまらない人、みたいな具合なんです。
この場合、妻や老ジョリオンはひと目を気にする社会性を持った人で、ヤング・ジョリオンとエレーヌは情熱的で社会性はない人、とでもいうんでしょうか。

しかも!
関係を持った途端に妻にそれを告白してしまうという、チョットお馬鹿さんなヤング・ジョリオン。妻は冷たい女のようだったけれども、実はヤング・ジョリオンに拒絶されるのが怖かっただけという事がそこでわかったりもして。

老ジョリオンに説得されても、金はいらないし働けばいいから出てく、ってなことに。
どうもそれまで働かずして食ってきた人種。
絵を書くのが趣味で、想いを寄せているのがバレたのも、スケッチブックにエレーヌのことを何枚もスケッチしていたからだったり。

細かい部分を端折っているのか、執事が出て行くエレーヌへ同情的であったり、妻も熱を出す娘への心配をあまりしているようにも見えなかったり、もっとこの家にはなにか有りそうだけれども、ってな感じではあるんですが、普通に考えて、ずっと好きだったとはいえ一度関係を持っただけの家庭教師と、働いた経験もないのに家を出てしまうヤング・ジョリオンはうっかりし過ぎだと思うのだけれども。

確かに奥さんよりもエレーヌのほうが美人だったし、きっと話も合うタイプだったんでしょうが、子供もいるのに衝動的だな、と。一度浮気した女と莫大な財産を天秤にかけてもなお出ていけるヤング・ジョリオンは、生粋のお坊ちゃんだな、ってな気分で見ていました。

かつてヤング・ジョリオンを演じるルパート・グレイブスは、『モーリス』で地主の家の使用人のアレックをやっていて、恋仲となった家の主の客であるモーリスから、一緒に生きようと迫られて、金と地位を捨てるのかい?と、あり得ない考えであると最初は拒否し、最終的にはその考えに乗っかる展開を演じていましたけれど、その逆パターンな上に、使用人の方でもすぐに受け入れてしまうんだなというビックリ感。

この話の一方で、フォーサイト本家の娘ウィニフレッドが山師のような男ダーティと婚約し、兄のソームズが持参金をもたせることに反対をして、結局、本家の主が家を借り、仕送りをするという形での結婚となる、という話も展開します。

さて、その9年後。
フォーサイトの家督を後々継ぐであろうソームズは、地方へ出掛けた折に友人と音楽会へ出掛けますが、そこでブルネットの美人、アイリーニに出会います。

美人ですが少々大柄で、チョット顔が長い女性ですが、このあと、この世界に住む男はことごとく彼女に魅了されていくので、とにかく美人なのです。
彼女が出ているからこその、わりと他は丸顔の女性が多いんだろうか、それで彼女の違いを際立た褪せてるんだろうか、ってな気持ちになるような。
いえね、でも綺麗なんではあるんです。

あたしが中学の頃の同級生に、ドイツ人、というあだ名の美人さんがいましたが、彼女のことを思い出しました。細面で真ん中が高い、っつーか。

さてさて。
ものすごい勢いでアイリーニに惹かれるソームズ。
その後の展開を知ると、そんだけ金持ってりゃそんなババは引かないわな、つーか、そこで妾でも作ってしまわんから、見くびられるんだわ、ってな気持ちになるような女性ですが、彼女、最近、父親をなくして義母とふたり暮らしです。
大した遺産もないので、義母はとにかく、アイリーニを結婚させたくて仕方ありません。

しかしアイリーにの方でも、愛の無い結婚など出来ないと頑張ります。
最終的に、では働けと義母に言われ、わたしが働けるわけがないと、もうね、完全に働いたら負け宣言をしたアイリーニ、ソームズの元へ行き、自分の自由を保証させ、巧くいかなければ開放することを条件に出して、もう一度申し込んでくだされば結婚しますと言い出します。
ソームズはもう浮かれちゃって、勿論結婚を申し込むわけですよ。

一族の男たちも彼女の美しさにぞっこん、みたいな。すごい美人をモノにした、てな評判に。

ソームズはツマンナイ男、って感じだし、あまり生命力を感じられぬような容姿だし、いい男でもないんだけれどもさ、にしても彼は、人生の選択を誤ったわけです、ここで。

この頃、ヤング・ジョリオンが父のもとへ置いていった、実は婚姻関係は続いていたフォーサイト夫人が亡くなり、それを新聞で知ります。
ヤング・ジョリオンは堅実に働いた様子で、子供も二人できてエレーヌと楽しそうに暮らしていて、夫人が死んだので結婚を申し込みます。

まあね、楽しそうだから一瞬忘れるけれども、いくらものすごい財産を捨ててまで女を取ったとはいえ、そこで結婚のことを考えてしまうってのもまあ、ちょっと。
この話の中では、芸術家肌の人間はわりとみんな自己中心的で、どういうものかそれが肯定されています。

二年後。

十七歳になったジューンは、祖父に婚約をしたい人がいると言い出します。自分より9つも上の財産のない建築家で、彼もまた、芸術家!

ジューンが可愛い老ジョリオンは、結婚は彼の年収が400ポンドになるまで許さないけど、婚約はしていいよ、ってなことにしてしまいます。
ヤング・ジョリオンのこともあったので、好きな人と一緒にさせたかったのかな、とも思います。

ヤング・ジョリオンが妻と結婚したのは、大きな失恋の痛手を追った時にたまたまそこにいたから程度の理由らしいのです。
同じ轍は踏まないつもりだったのかも、だけれども、これまた間違った選択。

婚約パーティーなんかも開いたり。
すでに起きて歩くのも大変な、家督を継ぐ本家の主と老ジョリオンの姉である、アンもパーティーに来るのでした。

このアン、起きた時に召使が恭しく前髪用のかつらを持ってきて渡され、しかしそこでは挨拶をしないで、召使も素知らぬ顔で窓なんか開けに行く。
アンがカツラをつけたところで初めて、おはようございますと挨拶する召使。
上流階級の俗な感じというかがちょこちょこ出てきて、その辺りも結構楽しめます。

婚約もめでたく整って、のはずでしたが。

ソームズとアイリーニ夫妻は、ソームズが単に美しい妻がいるというだけで良い、おもしろみのない人間だというのもあるのでしょうけれども、はっきり言って自分から、仕事などできんわと結婚を選んだアイリーニだというのに、そこのところを理解できないのかな、ってな態度。

だってあなたが、健康や学問に恵まれているくせに、働けないからと金のために好きでもない男と一緒になったっつーのは、これもう、金で買われてるわけだからね、と他人はみんな思うと思うんだけれども、本人はそんな風には思いもしないらしく、夜の営みのあとには、妊娠しないように即座に風呂場でビデ洗浄を行うという具合。
ソームズのほうではまさかそんな避妊をされているとは思っていない様子。

さらに、よく寝れないから寝室も別にしたいと言い出すアイリーニ。
しかもアイリーニ、それをまだ17歳でしかないジューンにべらべら話して、これは内緒よ、なんて言ってましたけれども、甘やかされ放題の若いジューンがそんな約束を守るわけもなく、一族に寝室を別にしたニュースは知れ渡ってしまいます。

しかも、それを知ったジューンの婚約者ボジニーは、アイリーニにものすごい勢いで興味を持ってしまうのでした。

ってな具合で第一話は終わるんですけれどもね。
もうね、ヒロインなのであろうアイリーニは、ただプライドの高いだけの、要求だけして働くことも出来ないアホ女にしか見えず、だからといって、自分なりにアイリーニに尽くしているソームズも、別段魅力的なところはなく、ドロドロっとした感じで幕を下ろします。

全10話だそうです。
どうなるんだろ、これ。
2話目の感想&あらすじも、時間のある時にアップしますメロドラマっつーか、『こんにちわ2時』でやってた鬼嫁相談みたいだわ。
どうやってアイリーニに感情移入すればいいんだwww
しかし展開は気になって仕方ない。

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2013年05月10日(Fri)

アガサ・クリスティーのミス・マープル「殺人は容易だ」

カテゴリー:海外TVドラマ記事編集


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『シャーロック』でシャーロック・ホームズを演じている、ベネディクト・カンバーバッチが出ているというので借りました。
英国ミステリーが好き、というのもある。

にしてもこのタイトル、とても印象的だし、クリスティーは随分と読んだはずなのに、見ても全く、かなり衝撃的なその展開を思い出せなかった。

あまりにも思い出せなかったのと、クリスティーっぽくないのではないか、というか、あの時代の女性がこんな設定を書いただろうかと思ったので、いくつか小説の感想サイトさんをめぐってみたら、原作とこれを比較してらっしゃる方がいらして、全くの別物といっていいほどの展開らしいです。
そもそもマープルものではないお話を、マープルにしたそうで。
バトル警視ものだそうです。

冒頭、養蜂をしていた牧師が、誤って害虫駆除の猛毒を吸い込んで死亡します。
牧師と同じ村に暮らすラビニアという老婦人は、牧師の前にも毒キノコに詳しいはずの女性が中毒でなくなっていることや、村の医師がなにやら具合が悪そうだということで、ロンドンの警視庁へと相談に出掛けますが、その列車でマープルと乗りあわせて、不審に感じていることをおしゃべりします。
ただそれだけの縁ではありましたが、マープルと別れてすぐ、ラビニアは駅のエスカレーターから転落して死亡してしまいました。

新聞でそれを読んだミス・マープルは、ラビニアの友人を装ってその葬儀へ出席して、元刑事のルークという青年に出会うのですが、このルークがM原作では老婦人に話を聞き、不信を感じて村を尋ねる役回りなのだそう。

ちなみにこのルークを、ベネディクト・カンバーバッチが演じていて、マープルに宿の提供をします。

そう、本来原作ではルークの役回りをミス・マープルがしてしまったことによって、宿の提供者?老婦人に親切な青年?という感じで、後から出て来る新米警官みたいなテレンス巡査のほうが、ミス・マープルの役に立っている風味。

ルークの、このTV版での役回りをなくして、ベネディクト・カンバーバッチを地元の協力的な刑事(いくらなんでも新米警官には見えないから)にでもして、新米警官とアメリカ女性の間にロマンスが芽生えそうなそうでもないような、ってなのをつけたほうがまだ、ルークという人間の浮いた感じが補正されたんではないのかなとさえ思いましたが、カンバーバッチさん目当てだったからこういう感想になるのかもしれないケドさ。

アメリカ人女性を演じる女優さん、アメリカの戦闘機なんかに描かれるセクシーな女性のイラストのような綺麗な方でした。
あとね、性的な噂話しの中で、神様が未開封で送り返してくるような女、と評されるオノリアは、その噂に反して印象的で綺麗な女優さんだと思ったのだけれども。

ベネディクト・カンバーバッチも、解りやすい男前ではないけれども、この人、いつ見ても横顔が綺麗だと思うの。

まあとにかく、クリスティーの時代に書かれた小説だとしたら公序良俗に反すると言われそうなラストの怒涛の展開は、一個の殺人に関してだけその人を疑っていたのではあったけれども、まさか全部の殺人をその人がやったとは思いもかけなかったので、意外さを楽しめました。
直前、犯人の態度が白々しすぎるけど、鉄の意志を持って何人も殺して回ったんだから、そりゃ演技くらいするわよね。

後味が悪すぎるし、こんな真実誰も知りたくなかっただろうってな、暴くべきでない秘密としか思えぬものを、これから背負っていかねばならぬ人物に、物凄く同情したのでした。その人物に祝福あれとしか思えない。

頭がおかしくなっても仕方のない真実だし、その後の自分に対しても色々と否定感が出てきてしまいかねない気がする。
昼ドラマさながらでしたよ。

ひとつ。
ある人物がインスリンを多量に注射されて殺害されるのですが、被害者、湯船に使っているところを抑えこまれて、足先に注射をされます。
自殺に見せかけるために薬物を使用しているんですが、なんかね、絵面的に、湯船に沈んで死んだっぽかったわ、みたいなw

どこに打ったって最終的に殺すことが目的なんだから、皮下なんかすっ飛ばして動脈でも静脈でもどこにでも刺さりやがれってなもんではありますが、自殺する時に足の先になんか打たないだろう、普通、とは思いました。

そうして今時の注射針の痛くない仕様に感謝だわ、とも思いました。



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2013年04月19日(Fri)

アガサ・クリスティーのミス・マープル「ポケットにライ麦を」

カテゴリー:海外TVドラマ記事編集


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ジュリア・マッケンジー

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例によって推理モノの感想は難しい。
ネタバレアリになってしまうかもです。

そうしてこれもまた、例によって、ルパート・グレイブスが出ていたので借りたのでした。
最近では「シャーロック」のレストレード役をしてる方。

「眺めのいい部屋」で見た無邪気なお坊ちゃまの姿が記憶に強く残っていてt、すでに老けている彼に補正がかかるのか、奥さん役の方がやけに老けて見えて、この物語ではとんでもない放蕩息子で家をおん出されている設定だったから、じゃあ貴族だというこの女性は、金づるなのかしらなどと思っていましたが、いやいや、この女性にメロメロ、という設定でした。

たぶんね、レストレードやこのドラマで、最初に彼を見た人は、そこに何の違和感も感じないんでしょうけれども、見られるコンテンツの少なかったハマった当時に、「眺めのいい部屋」を100回ぐらい見たあたしとしては、なぜこんな老けた人と結婚するんだろう、という気持ちにならざるをえないwww
でも、若い男性、という設定にはなっているらしい。

料理番のクランプ夫人のところへ、無邪気なヤンチャ小僧のまま、とでもいうように挨拶へ行く様子なんかは、この役者さんの持ち味というか、本当に無邪気に見える。

さてさて。
まず、マープル宅のメイドだった女性が職を辞して、山小屋に働きに行くのだと、ちょっと頭の軽いことを夢見て旅立つ場面から幕開けです。
後にこの女性が、主を殺人で亡くしたばかりの屋敷で殺されてしまい、マープルが解決に乗り出すのですが、この時彼女は山小屋ではなく、フォーテスキューという金持ちの家にいます。

このグラディス、やけに体格がよく背も高い。
そのせいで老けて見えるのかもしれないけれども、夢見ることの内容やら、マープルが見つける遺品やらの印象は、十代後半かせいぜい二十代半ばまでの女性のようなので、ちょっと色々と難儀な人生を送るタイプなんだろうなぁと思わせます。
いや、外国人の年齢が分からぬだけで、もしかしたら若い女性なのかもしれないのではありますが。

事件は、マザーグースの見立て連続殺人事件。
レックス・フォーテスキューという会社の社長が、会社でお茶を飲んでいて死んでしまうのですが、それが彼の屋敷に生えるイチイの実から抽出した毒だということが分かるのです。
なぜか背広のポケットには、ライ麦が詰まっていました。

警察が乗り出しますが、ちょっと怪しげなグラディス。
しかしグラディスも殺されます。
彼女は洗濯バサミで鼻を摘まれていました。

で、ここでマープル再登場。
ここまでの30分に、2件の殺人と、やけに問題だらけのフォーテスキューの家が描写されます。

ルパート演じるランスロットはレックスの次男で、先にも書いたように勘当されています。
長男のパーシバルはレックスと一緒に会社の経営をしているものの、このところ言い争っています。その妻はといえば、元看護師で毒薬にも詳しい。
更に娘もいて、彼女はレックスに結婚を反対されて恨んでいます。
この三人の母親は義理の母で、レックスよりもずっと若い女で、浮気もしてます。

容疑者だらけのなか、そのうちにハウスキーパーの女性にも怪しい雰囲気。
クランプ夫人の旦那である執事が、良い味出してるかもだ。
エロール・フリンに似ていると言われて喜んだり、長男の嫁が食べているチョコレートを、我慢できずに分けてもらっちゃう警部も、いい感じ。背広の似あう、ピッとした感じなのにおちゃめな雰囲気もある具合。

事件については、なぜグラディスは、とても憧れていた山小屋をやめて、大きなお屋敷のメイドになっていたのだろう、というあたりを考えると、わりと早い段階で事件の輪郭は見えてくるんでは、と思います。
それでいながら、事件への興味は持続します。

長男と次男の会社での対立、あれ、本当に長男は次男を陥れて勘当させたんだろうか?

最終的にマープルが警部に推理を話す、というだけで確証がなく、逮捕したとしても犯人を拘束し続けられるのかな、というふうに終わってしまうのかな、と思ったら。

ラストに用意された確証で、犯人は絶対に刑罰を受けるであろう具合で終わります。
可哀想なグラディス。



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2012年10月06日(Sat)

刑事ヴァランダー シーズン2・vol.2笑う男

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刑事ヴァランダー シーズン2 DVD-BOX刑事ヴァランダー シーズン2 DVD-BOX
(2011/08/05)
ケネス・ブラナー、サラ・スマート 他

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出演:ケネス・ブラナー ルパート・グレイブス

<あらすじ>
殺人犯を撃ち殺してしまったヴァランダー刑事(ケネス・ブラナー)は、心に傷を負い、家族と連絡も取らずに田舎町で静養をしていた。
しかしある日、友人が警察官としてのヴァランダーの力を貸して欲しいと、訪ねてくる。
父親が交通事故で死んだのだが、単純な事故死ではないと思っている、なによりも抜けるはずのない車のキーが床に落ちていたのはおかしい、調べなおしてもらいたいのだ、という内容だったが、決めかねて追い返してしまう。
しかし迷った末に、警察官として復職する。だが自分を頼って尋ねた友人が、首吊り自殺して発見されたことを警察署へ足を踏み入れてすぐに知ることとなった。発見者の秘書から、友人の父が脅迫されていた事実を知る。
友人の父親が事故を起こした場所にほど近い城に住む、大金持ちの篤志家(ルパート・グレイブス)に会いに行ったヴァランダーは、かつて少女を轢き殺してしまったことで警察官では居られなくなった男が、門番として雇われているのへ再会するのだった。


<感想>
見終わってから、英国の話ではなくスウェーデンの物語であったことを知ったほどに、予備知識なく見たのでしたが、これ、ツタヤディスカスにて「ルパート・グレイブス」で検索して出てきたので借りました。

主演は、ロンドンオリンピックの開会式で大きな役どころを演じていらした、シェークスピア俳優として有名なケネス・ブラナー。

推理モノなのであまり詳しい感想は書けないんですけれども。

まず、あれれ、この刑事さんどこかで見たことがあるよ?状態で鑑賞。
DVDを取り出したら名前が書いてあったので、なるほどあの人か、と思ったぐらいに、どういうものかをよく知らんで見終えました。
予備知識は、ルパートが出ている、というだけだったので、新鮮に楽しめました。
いや、シリーズの途中から見てしまったので若干不安でしたが、その辺りはシリーズ物なので、うるさくない程度に劇中に説明も出てくるので、大丈夫、だったのだと思います。

最初、これはいかん、なんだか鬱々した話なのかもしれん、と夜に見るには向かないかもしれんと感じましたが、あと30分で終了というぐらいまでに話が進んだ当たりからは、トントントーンと大きな話になっていきます。
鬱展開であることには変わりないんだけれどもね。

ヴァランダーと父、ヴァランダーと娘の間に出来た溝なんかまで、出てきてしまいます。
暗いというか描写が細かいというか、長く空けていた家の冷蔵庫の中身がカビだらけだったり、止めてあった車の屋根は鳥の糞だらけだったり、汗だくになって着替える際にカーテンで脇汗を拭っていたり、元刑事との再会にも不穏な空気がつきまとい、という具合。

話を聞いた事件関係者が目の前で死んだり、死にかけているのを発見して喉の切開をして助けるってのもあった。
気道の確保のために喉の切開をしてボールペンの軸を刺すってのは、この手の治療の定番なんだろうか?

とにかく、あと30分ほどになってからの展開はなかなかに大きな話で、何故に30分程度でまとめたんだろう、という気持ち。
犯人、巨悪過ぎです。
需要と供給のバランスとしては、そのぐらい巨悪でいいのかもしれんものの、しかしそんなにも需要を満たすだけの供給が行われる事態になったらば、簡単に悪事が露見するんではないか、という疑問も若干。

犯人の悪さ加減は、マイアミのあの人ならばものすごくひどく罵ってから、悩まずに射殺するレベルですww
そうして見ているこっちも、マイアミで起きたのだったらば、悩まずに射殺でOKとか思うレベル。

しかしそこはこれ。
ヴァランダー刑事は殺人犯を撃ち殺したという警察官らしいことをしたらしいというのに、それで何ヶ月も職場を離れていますからね。
詳しくは描かないですが、死んだものと死にゆく者と、死にはしないであろう上にスウェーデンの法律では死刑にならない者と、死刑にはならない者が気まぐれのような采配で殺した命たちのことを、考えざるを得ないお話ではあります。

さてさて。
ルパートは、既に年をとってからの姿を「シャーロック」で見ていたので、別段、心のなかに「眺めのいい部屋」でのフレディ・ハニーチャーチを演じた愛らしい彼(ちなみに姉さん役の女優さんよりも年上だったけど、無邪気な弟役でした)が微笑んでいても、そんなに違和感を感じない、というか、若い頃に幼い顔をしていたにしては。中年姿もショッキングではない、といいますか。
いえね、贅肉にちょいとショックですけれども。

ここから少しスクロールすると、軽いネタバレありなので、注意して下さい。











あまりにも独善的な犯人の悪さ加減が相当なもので、やはり刑事と犯人が対峙する場面が、見所だと思います。

ヴァランダーの射殺事件と心の傷についてを冷静に暴いてみせ、戦慄の事実を平然と、捕まえられるわけがないと、理由をいくつも述べ、そんなシチュエーションであるにもかかわらず、子供っぽい笑顔を浮かべている犯人のことを見て、なんてこったい、ってな気持ちになりましたが、直後、ふと、「モンティ・パイソン人生狂騒曲」の中にあったとあるネタを思い出してしまい、ちょっとウケてしまったのでしたww
英国人にとってパイソンのネタは相当に知れ渡っているもののはずだから、同じ事を思い出した人も多いであろう題材だろうなぁ、などとww

犯人の笑顔はもちろん、元刑事の笑顔もまた、タイトルに絡んでいるんだろうか?
どうも完全に立ち直ったらしいヴァランダーも、笑ったのかもしれない。
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